夏の甲子園が始まる!(トーナメントの試合数についてのお話し)
早くも、夏休みも中盤に差し掛かろうとしています。
お子様の夏休みの宿題は進んでいますでしょうか。
特に井田中生は、
休みが明けるとすぐに『期末テスト』ですから
なるべく宿題は早めに終わらせて、
期末テストへの準備に取り掛かりたいですね。
案外、親御さんの方が、
休み明けにすぐ『期末テスト』という感覚がまだまだないので、
子供のダラダラを放置してしまいがちですが、
9月6日にはもう定期テストが始まります!
井田個別では
夏休み後半は主にテストに向けた勉強を行っています。
後半からの参加も受け付けておりますので、
ダラダラしているお子様の姿に耐えきれなくなったら、
是非夏休み後半からでもご参加ください。
(8月6日~8月13日はお休みなのでご注意ください)
さて、そろそろ夏の甲子園が始まりますね。
私も、スポーツ観戦は好きなので、
甲子園は時間があれば見ています。
応援している高校は特にないので、
基本的にはテレビをつけて
その時点で負けている方を応援しているような形です。
ではここで甲子園に関する問題です。
(※中学受験で言うと場合の数の範囲の問題です)
甲子園には全国49校が出場します。
トーナメントで争われるこの大会ですが、
大会が始まって、そして決勝戦が終わるまで、
夏の甲子園では、全部で何試合が行われるでしょうか?
答えは
↓
↓
↓
『48試合』です。
皆さんすぐに分かりましたか?
さて、試合とは、勝敗を決めるものです。
1試合で1校の勝者と1校の敗者を決めるわけです。
簡単に言えば
『試合の数だけ敗者がいる』
ということを表しています。
そして、甲子園で唯一勝ち続けるチームは1チーム。
優勝するチームだけです。
その他48チームに関しては
必ず負けてしまいます。
『試合の数だけ敗者がいる』
言い換えれば
『敗者の数だけ試合がある』
ということですから、
夏の甲子園での試合は
『全48試合』が行われている。
ということになります。
分かりましたでしょうか。
このように、
トーナメントの大会の試合数は、
どのようにトーナメントを組んだとしても
『チームの数-1』 が試合数になります。
(3位決定戦など敗者復活の試合を行わない場合)
知っている人から見ると当たり前のことだと思うのですが、
私は初めてこれを教えてもらったとき
(確か場合の数を勉強している時だったと思いますが、)
「深い!!」と思いました。
『試合の数だけ敗者がいる』
『敗者の数だけ試合がある』
ただの場合の数の問題なのに、
すごく考えさせられたのを覚えています。
今回も48校の涙と、
1校の歓喜が生まれる、
熱い48試合が行われます。
是非、そんなことを頭に入れて見てもらえると
また一つ、試合が面白く見れるかもしれません。