急に湧いてくる塾長の使命感
- idakobetsu
- 7月23日
- 読了時間: 5分
学校は夏休みに入りました。
井田個別ではこの時期に地域に塾のチラシをポスティングをさせていただいております。
お邪魔になっているかもしれませんが、小さな塾の唯一の周知作業となります。
どうか手に取っていただければと思います。
そしてなんとこれが今年初のちゃんとしたチラシ配布となります。
今年は、井田個別では、高校3年生が多く、その分教室の人数を多く出来ない状況であり、
例年にも増して、広告活動に力を入れませんでした。
塾としては必ず行うべきである新年度開始時の広告活動などもまったくやらず、
夏期講習前の案内も外部に向けては一切やらずに、内部に目を向けていたという感じです。
もちろん、それでは売り上げには制限がかかってしまうのですが、
地元の個別指導塾全体の考え方として、
内部充実(売り上げ主義でない)が重要なわけで、
そうしたこと(状況を見て生徒数を絞ること)をできるわけです。
状況により生徒募集に制限をかけることは、
井田個別の理念としては当然のことなんですね。
ただ、あまりにも広告活動をしていないと、
塾として今後の選択肢に乗ってこないこと。
また、教室の実情として、数名の高校生の大学進学決定等で、
空きの見込み(物理的な空きというよりは塾長の精神的な余裕)が出ていること。
また講師の増加により、対応枠が増えていまること。
以上のことから、この時期にポスティングをさせていただき、
新規生徒の募集をより大きく打ち出すこととしました。
皆さん、この時期ですが、井田個別が絶賛新規生徒受付中ですので、
是非お問合せください!
(ホームページからのお問合せ、あるいはメールが一番ありがたいです。)
今年は井田中の期末試験が遅いですから、
今からしっかりと期末試験に向けて準備すれば、
成績アップに近づくと思います。是非来てください!
また、私立の中学・高校の内部進学対策についても、お任せください。
成績が今振るわない生徒さんでも、
そこからしっかりと学習して内部進学・準付属校の大学進学に繋げます!
(今、ちょうどこのことで結果が出ているところなので、タイムリーに自信をもってお勧めできます)
よろしくお願いいたします。
さて、ここからが本題で本音ですが、
今回、急に私が生徒募集に奮い立った理由をもう一つ話します。
実際はこれが一番大きいですね。
それは超売り上げ主義の塾の存在です。
(今年はそうしたところにやや多く生徒が流れてしまっているなとも感じています。)
そうしたことに対抗して、地域の塾としての使命感のような形で、
募集に力を入れようと思った次第です。
夏期講習前、多くの個別指導塾ではこんな声が聞こえます
(井田個別の話ではありませんのでご注意を)。
「あのご家庭からはもっと取れそうだから、もっとコマ数を提案しよう」
とか、
「あのご家庭は得意家庭だから早く面談をしてある程度の売り上げを確保しよう。そうしたら教室の売り上げ目標達成も見えてくるよ」とか。
ちなみに得意家庭とは、塾の言うことをなんでも聞くご家庭のことを指します。
井田個別で使っている言葉ではありません。
個別指導塾界隈で使われている言葉です。
私も昔はそんな塾にいました。
生徒にとって必要な授業数の提案ではなく、
塾の売り上げ目標のための提案ですね。
実際にそういう塾が多いのです。
今、他の個別指導塾は、
夏期講習で売り上げをとり切って、
あとは、生徒からとったコマ数を何とか「消化」しているところです。
そうした塾はコマ数を確保した後のところにはあまり力を入れていませんから、
今まさにとったコマ数を「消化」しているところです。
少し極端な話になりましたが。超売り上げ主義の塾は皆さんそんな感じです。
あんまり塾業界を知らない方からすれば驚きですよね。
そして私はそういうのが嫌で、そうじゃない塾を作ったわけです。
これは私の話ですが、もう少し前は今よりももっと使命感みたいなものを感じて動いていた気がします。
そんな売り上げ第一の塾に地域の生徒を生かせるわけにはいかない!
みたいな感じですね。
だから自塾を広めよう、と。
でもあるところから、わかってもらえる人にわかってくれればいいという考えになった。
地域に理解してくれる方が一定数いるので、それだけで十分運営が成り立つんですね。
だから、地域へのポスティングも極端に少なくなりました。
年間1回または2回くらいですね。
他塾と比べると雲泥の差ですね。
もちろん広告費もかかっておらず、通常の塾の10分の1以下になっています。
私も外部への営業活動よりも授業をやっている方が楽しいですので、
どうしても好きな仕事のみをしてしまいます。
でも、やっぱり、無理やり講習を取らされる塾や、
必要のないコマ数を取らされる塾、
売り上げ会議のみをしている個別指導塾の存在を知っていて、
心の中ではそこに対してのモヤモヤはどこかにあるわけです。
そして今回、とある場所で塾関係者の話が聞こえてきた。
(どんな話を聞いたかは直接的にはここに書けないほど生生しいお話でしたので、
書くのは控えますが、以下の私の言葉から想像してください)
私は思いました。
やっぱり塾ってそうなんだよね・・・。
売上第一なんだよね。
出来る生徒はそんな風にはしないけど、
できない生徒を売り上げコマ数にしか見てない塾もあるんだね・・・。
塾ってひどい世界なんだ・・・。
よし、井田個別がしっかりとこの時期ポスティングをやって、
地域の生徒がそういうところに行ってしまう可能性を少しでも減らそう!というわけです。
今回のポスティングの理由はそんな感じです。
もしかすると、この熱が続く限り、年内何回かチラシのポスティングをさせていただくかもしれません。
ご迷惑をおかけしますが、どうか井田個別をよろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございます。
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