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2月の勝者

こんにちは

塾長の児成です。

11月は3度目の更新です。

これから先、受験の忙しさで更新の頻度はますます少なくなるので

ここにきて怒涛の更新です。

今も生徒の進路のことを考える時間が多いので、

決して時間が沢山あるわけではないのですが、

書きたいことも結構あるので書いていきます。

さて、時間がないとは言いつつも、

昨日家に帰ってから何をしていたかというと・・・

漫画を読んでいました。

あまり沢山の漫画を読む方ではないのですが、

昨日はちょっとTwitterで気になる漫画を目にして、

すぐに住吉書房に行って購入。

それが『2月の勝者』

中学受験を題材にしている漫画です。

これが塾業界にいるものとしてはとても面白くて、

昨日のうちに1~3巻までを一気に読み終えました。

(現在出ているのが3巻まで)

中学受験や中学受験塾について良く書かれていて、

わかるー、っていう場面も多い漫画です。

例えば、

これは保護者様にとっては聞きたくない話かと思いますが、

主人公(ある塾の校長)が、下位クラスの子を

『お客様』と呼んでいるあたりとか。

(もちろん、うちの塾はしませんが、)

これは進学集団塾では実際にあることです。

下位クラスの子にもいてもらわなくては成り立たない、

『ただ来ているだけの子』が必要な塾の事情(塾の闇?)

っていうのを的確に風刺しているなあと。

実際、生徒をお客さま的な扱いする塾が、

表でどうしているかというと、

まあそれはうまいことを言っていて、

保護者にはきっと、

「ちゃんとやっているよう」に見えている。

で、多くの保護者にお金を出してもらい、

結果、実は一部の人がその恩恵を受けている。

こんな塾業界の本音というか、

そういうのをとにかくあけっぴろげに言っているので、

それも面白いのかなあと。

ただ、この主人公、

何より受験のことを知っている。

そしてとにかく生徒のことを良く知っている

(詳しくはネタバレになるからここでは触れませんが)

こういう講師だったら生徒を任せてもいいなあ、

という講師(校長)なんですね。

塾の悪い部分(悪い塾の悪い部分)

を本音でうつしている一方で、

受験の本当の意味のようなもの、

生徒をしっかり見ているってどういうのなんだろう

って言うことも書いている。

(3巻だけ読んだだけで偉そうだけど)

現時点では

塾の闇の部分を本当に知りつつも、

その中でしっかりと生徒のことを見ている

主人公ってすごいよね、って思いました。

何より、この作者が参考文献をたくさん読んでいることにも驚き。

後は間違いなく塾業界経験者ですよね。

そうでなければ、参考文献だけではここまでは書けないし。

まあそういう訳で、色々感心して、

読み進めていました。

そして読んで改めて保護者様に言えることは

塾に行って『お客様』にならないで欲しいということ。

何度か言っていますが、

こんな塾業界中でも

本当にしっかりとやっている塾さんはたくさんあります。

集団塾でも、進学塾でも

本当に生徒のことを考える塾があります。

でも、その逆も山ほどです。

中学受験塾に限らず、

まあ個別指導塾でも

やばい塾さんはたくさんあります。

例えば辞めたいと思っても、

継続しなければいけない、

今までのことがもったいない、

という心理をつくだけで、

継続させ生徒の時間を必要以上に拘束する塾

講習を売り上げベースだけで考えて提案する塾。

広告だけがすごい塾

こういう塾に行って、生徒の時間を無駄にしてほしくないと思います。

ただ、実はそういう塾に行く人たちは

その塾が本当の意味で生徒のためになっていなかった場合でも

方向修正が出来ない。

あるいは意味がないということに気付いていなかったりするんですよね。

だからこそ『お客さん』になってしまうんだけれど・・・

このことを読んで

「確かにそういうこともあるかもしれない」

と思ってもらえる人は大丈夫。

でも、

「いや、この塾長なにいってるの?

は?どこの塾もしっかりやっている」

って思う人は危険度高いです。

たまたまよい塾に行っていればよいですが、

たまたまやばい塾に行っていても気づけないってことにつながります。

そこもこの漫画で描いてくれたりするのかな。

まあ、このことについてはまた後日私も書きます。

ちなみに、

私は、裏でも表でも、案外変わりません。

しっかりと生徒を見て

生徒のことを考えることが必要と思います。

生徒のことを真剣に考えます。

一方で、

『売上が必要ない』

なんて思ったこともありません。

もちろん、教室運営にお金が必要。

何より、教室が運営できなくなれば

困ってしまう生徒もいます。

だからお金は欲しい。

そこもはっきりと自分の中にあることです。

そもそもこの井田個別自体が安い塾ではないですから、

その点で、事実として

うちは生徒のことをひたすら考えます!お金は格安で良いです!

みたいな『きれいごと』にはなってませんね。

ちゃんと教えます、お金はちゃんとください。

というスタイルになっています。

(なんだかがめつい人に聞こえたら嫌だけど・・・)

これとは正反対の

いやいや私の時間は全て生徒のもの、

お金も別に要りません。

無料で1か月来てください。

ガンガンやります。

うちはまごころめんどうみ主義です!

っていう所は気を付けてくださいね。

そういうとここそ・・・

ってありますので。

(まあそういう所は相当な営業研修がありますからね。

 笑顔も私より格段にきれいだと思います)

何度も言いますが、

ちゃんとしたところもたくさんありますよ!

という訳で、

何だかこの漫画に影響されて、

昨日深夜にLineで講師に連絡し

今生徒の気になっていることを一気に伝えるなど、

色々と熱が上がっている塾長です。

迷惑な塾長か・・・。

(既読催促はしてないので大丈夫です)

なんだか漫画の話で色々と飛び飛びになりましたが、

もし興味があれば『2月の勝利』という漫画

読んでみてください。

井田個別にも興味があれば是非。

受験(2019年2月)までは

あと1名か2名入塾可能と残りわずか

(小6・中3・高3は締め切り)ですが、

2019年3月以降は新年度生として10名くらい入塾可能です。

長々読んでいただきありがとうございます。


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