top of page

塾の本音と私の本音(やっぱりホワイト版)

新型コロナウイルスに関しては

日々状況が変化していて、

非常に深刻な状況になっているのかなと思います。

何かわからない物に対する

形のない不安というものを感じられている方も多いのかと思います。

さて、今の状況と直接的に関わるかわかりませんが、

少し塾についての

「見えない不安」についての話をします。

前の前のコラムでも書きましたが、

今日は初めから終わりまでブラックな塾長で書き進めます。

と思ったのですが、

塾長がただただ毒をはいている塾って

敬遠して入塾なんてしたくなくなるよね。

と思いましたし、

悪者にはなりたくないので

やっぱり(やや)ホワイトな塾長でいくことにしました。

ただ、結構長々と書いたので、

口調を変えつつ出だしだけ書いていきます。

これは、一部の『悪い塾』の例です。

(ただし多くのフランチャイズの個別指導塾に当てはまる気はしますが)

他のコラムで書いていることですが、

良い塾さんもたくさんあることを言っておきます。

フランチャイズの個別指導塾さんにすでに通っている方

(そこに満足をされている方)

は絶対に読まないことをお勧めします。

 保護者様から聞かれる声に対して、

ズバット塾長が答える形式で進めます。

(沢山ありましましたけど一つしか書きません)

その1

保護者様 『うちの子、受験ではないけれど個別指導で小学生の時から中1まで、講習では毎日3コマ薦められ、基礎をひたすら沢山やっていました。あの塾は土台をしっかりと、という方針なようで・・・』

塾長   『いや、保護者様。それ教室ごとのきつい売り上げノルマのせいです。』

これはっきり言えたらどんなに楽かと思います。

でも、言っても、通っていた塾のことをそう言われて保護者様はいい気分にならないですよね。

でも正直、事実なんです。

塾の中には子供のためではない講習というのがたくさん存在します。

ノルマのための講習です。

何とか理由を作り出して講習を取らせる。

こんな塾がごまんとあります。

よく分からない人に講習をたくさん取らせるって方針の塾もありますからね。

気を付けましょう。

やっぱりその2も聞きたいですか?

ではその2まで。

その2

保護者様  『あの塾は講習前にテストをやって苦手範囲のあぶり出しをしてくれて・・・』

塾長    『そうです。それは講習沢山取らせるためのテストですから』

確認テストってもちろん有益な場合も多々あります。

しかし、その塾、講習前は必ずテストするけれど、

講習後にそれがどれだけできるようになったか、確認したことあります?

これがしっかり出来ていれば良い塾です。

あれ、だいたい確認テストをするのが講習前だけだなあ、って塾は要注意です。

そもそも講習前だけでなく普段からちゃんと苦手を把握するのが本当の塾です。

以上にしておきましょう。

 この二つは主に個別指導における季節講習(夏期講習とか)の話ですが、

 早速これに関わる他塾さんの話が聞けました。

 ある個別の塾で講習は毎日4コマ取っている中1の生徒がいるそうで。

(これだけでもうちの基準からするとかなり多いですが)

 そのうち2コマで何をやっていたか。

 単語を覚える、です。

 それ以外はやらない。

 そして2コマで20個弱の単語を覚えられたそうです・・・。

 これどうでしょうか?

 適正な講習と言えますか?

 でも、保護者様は当然必要だと思って受講しているわけです。

 そりゃそうです。

 ここが苦手です、やらなきゃダメですなど色々言われ、

 あらゆる手を使って

 『それが必要なことなんだ』

 という刷り込みをしてくるわけですから、

 当然それを信じるに決まってます。

 そして、2コマで最終的に20個の単語しか覚えられない我が子を見て、

 うちの子が出来ないのがいけない・・・

 なんて子供の生徒思ってしまう。

 さあ、こう思ってしまったら悪徳塾さんの思うつぼです。

 次の講習も、そのまた次の講習も言われたままに受講するでしょう。

 ドツボですね。

 私はこうした保護者様に対して、

 いや、あなたの子、本当はもっと出来ますから!

 信じてください!って思います。

 2コマ160分で単語20個のみの授業って・・・

 それは生徒の責任でなく塾の責任ですよ。

 ・・・とここまで話してきましたが、

 こうしてここで分かる人に話せば伝わります。

 気付く人は気づけます。

 しかし、

 本当に伝えたい層の方々

 つまり、本当に他の塾でやれば伸びるのに、

 それを我が子のせいと思ってしまっている方々には

 なかなか伝わらないんです。

 だからブラックに毒づいて、

 真実をどんどん書いても

 私の方がただただ悪になってしまう。

 だって現実問題

 その塾さんで頑張れている子もいます。

 知ってます。

 でも、その塾で頑張っている子のせいで

 我が子が本当に伸びる可能性を奪ってはいけないですよ。

 ただ・・・

 そうなってしまう気持ちも分かります。

 そうした塾さんを信じる気持ち。

 それは不安だからです。

 そしてそういう不安を感じる人が何を信じるか。

 それはきれいな広告です。

 自信を持って話す人の声です。

 これ出来ていないよね、って示される確認テストの成績です。

 それが、

 2コマで20個しか単語を覚えさせない塾の授業を否定せず

 2コマで20個しか単語を覚えられない我が子を否定する

 そんな保護者様を産んでしまうのです。

 もう一度言います。

 我が子をまず信じて、

 この時間でこれしかできないのは

 塾のせいだと思いましょう。

 全然話が飛びますが、最近Twitterで見た話で、

 『退職時に上司に言われる言葉を信じちゃいけない』

 っていうのをつぶやいている方がいました。

 例えば、

「ここでやっていけないならどこ行ってもやっていけないぞ」

 みたいな言葉。

 「こんな言葉を信じなくてよいよ

 あなたにはもっと可能性があるよ、」

 ってツイートだったと思います。

 本当に私はそう思います。

 これ塾にでも当てはまるんですよね。

 「ここで頑張れなくてはやっていけない。」

 って聞いて、

 頑張れない我が子がいけない。

 我が子の理解力がないのがいけない。

 と思う。

 そういうことが、勉強できない子の保護者様に多く在ります。

 いや、そんな言葉聞いて信じなくて大丈夫。

 あなたには可能性があるから!

 私はほんとにそう思います。

 さて、こんな塾あるんですか?

 いや、同業者なら大体みんな知っていますし、

 モトスミにもね・・・。

 地元の子を守るために、何とかしないとなあ・・・。

 とは思いつつ

 ただただ毒づくことしかできない私に

 そんな力はないよね

 と思います。

 ここに来てくれた生徒1人1人には

 しっかり対応していく、

 それくらいしかできません。

 初めにも述べたように

 今、新型コロナウイルスで世の中が大変混乱しています。

 皆様も不安が大きいと思います。

 不安というのは判断力をなくします。

 例えば色々なものが店頭から消えたりするのも、

 不安による判断力の低下です。

 不安な時には、

 本来信じるべきでないものを信じてしまう

 そういう傾向にあります。

 でも、こういう時でも、

 しっかりと学び、

 色々な意見を聞き、

 沢山の知識を持った大人になれば、

 しっかりと判断できる人なるのではないかな、

 と思います。

 私は、

 学習を通じて

 そうした自信をつけられるとよいなと思います。

 以上です。


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page