販促活動終了
おかげさまで6月からのお問い合わせが多く、
今年度は
ポスティングやチラシなど積極的な募集活動
(いわゆる販促活動)
を終了します。
地元の個別指導塾中丸子校はまだ販促活動していきますので、
それに連名で載せるチラシはあるかもしれません。
再び販促活動をするのは来年の2月になります。
なおポスティングチラシなどはやりませんが、
入塾に関しては、
現在チラシを見てご検討いただいている方、
ご紹介での入塾、
HPのコラムなどを読んで共感いただいた方など、
引き続き入塾出来ますのでお気軽にお問合せください。
本当に成績を上げたい子、勉強で困っている子大歓迎です。
(それでも枠の限度はありますので、お早めにお問い合わせください)
また、塾として夏期講習もやりますが、
今回、夏期講習募集のチラシも作りません。
他塾がたくさん夏期講習のチラシを打つのに、
この時期に何もしないというのは、
明らかに塾の『経営』としては常識外れですが、
やりません。
ただ、個々に合わせたしっかりとした夏期講習は提供していますので、
学習で困っている方はご相談いただければと思います。
今年、新型コロナウイルスによるこのような状況において、
この早い時期に、販促活動を終了できることをありがたく思います。
私は本当に新規の生徒を取り込む
募集活動・販促活動が大の苦手(嫌い)
ですから本当にありがたいのです。
販促活動大嫌いとは言いましたが、
けっして新しい人が来るのが嫌という訳ではないです。
この塾のことを新たな人に知っていただき、
新たな方から問い合わせをいただくことは本当にありがたいことです。
新しい生徒さんの力になれることも本当にうれしいです。
ただ、20年以上この仕事をやっていても
新規の生徒さんの面談
というは緊張します。
新しい人に自分の塾の良い点を分かってもらおうとしても、
これがなかなかうまく伝えられない。
授業ではそんなことはないです。
スイッチが入るんですよね。
でも、どうしても新規の生徒さの面談は緊張してしまうんです。
新しい生徒をお預かりするという責任感とか、
親御さんが期待をして連れてきてくれることとかを考えると
なお緊張します。
新規の生徒さんの面談後に、
「ああ、これをこうやって伝えていれば、うまく伝えられていたかな」
というのが常に出てきてしまう。
本当に新規の生徒さんへの営業トーク的なことは苦手です。
ちなみに井田個別の体験授業を受けていただき、
他塾の体験授業も受けて
比べてから井田個別に入っていただく方はかなり多いです。
これも本当にありがたいことです。
でも、それは絶対に『塾長の営業トーク』がうまかったから。
ではないと思います。
(きっとその誰もが
『他塾の方が塾長のトークはうまかった』
と思っているのではないかな・・・)
塾長の営業トークは本当に下手だと思います。
いいことを言えばいいんですけどね。
甘いことを言えばいいんです。
そして時々厳しいことを言って適度に保護者様を心配にすればいいんですよね。
でもそれ私は考えて出来ないんですね。
私の新規保護者様の対応って、
なにかテンプレート(きまった形)があるわけではなく、
その都度違うもので、
例えば体験前と体験後
生徒を見てからでも言いたいことは変わっていて、
で、それをちゃんと考え、伝えようと思うと、言葉を迷うこともある。
何か月かいる生徒保護者様にだったらいえることも、
なかなか、初対面に言うのは難しいじゃないですか。
で、迷いつつ、
その生徒にどうしたらいいのかを言葉を選びつつ伝える。
結果、一度では伝えられないこともある。
(後々こういうことを伝えたかったとお手紙を書くこともありますが)
もっと自信を持って伝えた方がよいこと
というのもあると思うんです。
でも、なかなかそうでない場面もある。
そして、よくあるカリスマ塾長、的なオーラもない。
今日は自虐がすぎるなあ・・・
そういうのは、塾の営業としては致命的なのだと、私は思っているんです。
それでも、入っていただける。
本当にありがたいです。
↑ 徹底的な自虐の後の「それでも、入っていただける」はただの自慢ですね・・・あざとくてすみません
前に
『井田個別は広告費が少ないのに生徒がちゃんとあつまる。
つまり中身で勝負の塾です!』
という風に広告で偉そうに書いたことがあります。
広告費が明らかに他塾に比べて少なく
何より1年を通じて3か月くらいしか販促活動に力を入れていないので
本気でそう思っています。
が、もう一つ
『井田個別は塾長の営業トークが下手なのに生徒がちゃんと集まる。
つまり中身で勝負の塾です!』
ということも言えます。
こんな経営的に致命的なビハインドを背負っているけれど
塾として成り立っているのは本当にありがたいことです。
そしてまた、
これは前にも書きましたが
この地域はこうした小さな塾でもしっかりとやれば認めてもらえる地域である、
ということも一つです。
中身がすごい!
なんて偉そうに言いましたが、
半分以上は地域のおかげです。
地域がちゃんとこの小さな塾も選択肢に入れてくれていることが第一です。
ありがとうございます。
さて、ここで思うことが、
もっと年間通じて真面目に(そしてお金をかけて)募集活動をすれば、
もっと教室を大きくして人数も増やせるのではないか・・・ということです。
確かに出来るかもしれません。
時々このコラムでも
ブラックな塾長になって書いてしまうこともありますが、
私は、いわゆる販促活動ばかりに力を入れていて中身が伴っていない塾への『反抗心』みたいなものが地域の人間としてふつふつとあります。
その思いから、
『地域の子供がそういった塾に行ってしまう可能性を少しでも下げるために、
ちゃんと販促活動を頑張ってみよう!教室をもっと大きい規模にしよう!』
という思うこともあります。
だって、見てられないじゃないですか。
裏で、
『講習の目標があと○○万だから、この子にこれを追加して取らせて・・・』
っていう会話が平然とされている塾に地域の子供が行ってしまうのなんて・・・。
だったら、井田個別、生徒募集頑張らねば、って思う訳です。
ただ、それだとなんとなく目的が変わってしまいますよね。
ブラックな部分はコラムでのつぶやき程度にして
塾の原動力はやはり、
「生徒に対しての思い」でなくてはいけないと思います。
ダークサイドに落ちた塾長の欲求を満たすことでは
何も生まれないですから・・・。
パンフレットや漫画等でも書かせていただいているように、
一人一人にかけられる時間を大切にということは
私自身忘れてはいけないなと思っています。
なので、
そうした塾に対する反抗心はあるものの、
学校の1クラス分くらいの生徒が通う塾という規模が良いのかな、
と感じています。
そういう訳で、
規模はそのままとなりますので、
私の販促活動はこれにて終了です。
入塾に関しても、
今年度はあとわずかとさせていただきます。
お問合せはお早めにいただければと思います。
今日のコラムはここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。