私(塾長)は塾経営者に向いていない??
- idakobetsu
- 2022年6月14日
- 読了時間: 6分
今年度の中学3年生の新規入塾は
現在のいただいている問い合わせをもって
募集は終了となります。
(6月14日までにいただいたお問い合わせで一旦終了です)
本年度も多くのお問合せをいただき
ありがとうございます。
内部生の紹介の方など、
受験生でもお受け付けすることはありますので、
ご相談ください。
中1・中2・小学生は引き続き入塾可能です。
しかし、通常であれば、曜日時間を自由に選んでいただけますが、
現在、選んでいただける曜日時間に制限があります。
ご了承ください。
井田個別にご興味のある方は
お早めにお問い合わせください。
これは毎年のことなのですが、
ちゃんと新たな生徒が集まるのかなあ、
と心配です。
新規営業よりも生徒指導!
と普段から言っているのですが、
どうしても受験後、
受験生が抜けた後の数か月は
新規生徒の獲得に少し目を向けなければなりません。
ただ、私はやはり営業よりも
指導をしていられればよいタイプ。
授業を中心に生活リズムも整えているので、
生徒募集のことを考えることというのは
そんなに得意ではなく、
あんまりしたくない仕事です。
ありがたいことに今年度早くもこの時期に、
このようなお知らせ(中3締め切り)をすることが出来、
新規生徒獲得について考えなくてもよくなりました。
受験までの残りの期間
指導に集中ができ、
とても良い状況で塾運営が出来そうです。
ありがとうございます。
さて、今日は
「私は塾経営者失格なんです!」
というテーマなのですが、
この点(受験生募集をこの時期打ち切る)というのも
実は個別指導塾の経営者としては異質で
塾経営者として失格である一つの理由です。
個別指導塾というのは、
年中生徒の募集をしていて、
出来るだけ生徒数を増やそう、
というのが普通です。
しかし、私は常に
経営者としての視点ではなく
生徒を成長させるという視点で塾を運営しています。
そのためこうして、
ここまでで締め切る
ということがはっきりとしています。
(これ以上受験生を増やしてもしっかりと良い受験に導くことが出来ない
と思ったときにそうなります)
実は私、これでも
3校の塾を運営する「塾経営者」の立場ではあるのですが、
実際のところ、経営については「ずぶの素人」です。
それでも運営できているのは
やはり地域の見る目ということに助けられているということに
他なりません。
実は井田個別のように
こんな経営素人が運営している個別指導塾は、
珍しいことです。
基本的に、
個別指導というのは
(特に大手のフランチャイズ個別指導は)
「教育業界未経験(素人)」
であり、
「営業経験ある人」
「営業感覚の優れた人」
が
『新規生徒獲得』をうまくすれば
ばなんとか成り立ってしまうものです。
塾ほど未経験者がこれだけ簡単に参入出来る業種は
他にありません。
以下、
フランチャイズ学習塾が
新規塾運営者募集をかけている文言です。
【フォロー体制も万全だから業界未経験でも開業可!
稼げる塾フランチャイズは個別指導塾○○】
【マーケティング専門スタッフが徹底した事前調査を行うため、安心して開業できる! 充実した研修サポートあり・未経験者でも低リスク・圧倒的販促支援でサポート】
【創業42年の学習塾・なぜ収益が上がるのか・講師人件費が不要・教育経験がなくても大丈夫。】
塾 フランチャイズ 未経験
で容易に検索にかかります。
これらの文面の通り、
教育未経験でも
マーケティングで勝負できるよ
というのが
塾のフランチャイズ運営です。
個別指導塾の持つ『経験・ノウハウ』とは
往々にして、
『教育の経験』ではなく
『生徒集めのマーケティング経験』であることが
多いのです。
そして実際に
教育について何も知らなくても
「人を呼び込む力」さえ長けていることで
成り立ってしまっている塾が
本当にたくさんあります。
あるフランチャイズ塾の経営者向けのうたい文句には
こんなことが書かれています。
塾経営者の最大の悩みは「集客がうまくいかない」ことです。
どうやら本当に私は塾経営者失格のようです。
私も塾経営者ですが、最大の悩みはいつも生徒のこと。
どうしたら通っている生徒がよい受験をしてもらえるか。
そういうことが、やはり最大の悩みとなりえます。
もちろん、集客をある程度しなければ成り立ちません。
でも、
『何が何でも集客を!』
ということは念頭になく
「ちゃんとした指導をしていて、それが認められないのであればそれで撤退やむなし」
とすら思っています。
(むろん初期の地域へのアピール努力は充分にしての上ですが。)
塾経営者の最大の悩みに全く共感できない私は
塾経営者失格ですね・・・。
そして、そうしたフランチャイズ個別指導塾の多くは
未経験者を有能な塾経営者(あるいは校舎責任者)にするために、
研修によって、「見せ方」や「話し方」で入塾を促す方法
を学びます。
ここでもポイントは
未経験者を有能な塾指導者にする、ということではありません。
有能な塾経営者にするということです。
私もある塾の教室長になるための研修を受けたことがありますが、
教育に関する研修はほとんどなく(一切ない塾もあります)、
集客のことばかりにスポットを当てた研修となります。
いわゆるセールスマンが何でもない水を売るような
きれいな張りぼてづくりの研修が行われるわけです。
本来であれば
教育業界ほど経験を必要とする業界はありません。
それを未経験者がカバーをするなんてことは
本来出来ないはずなのです。
それを可能にしているのが
いわゆる大手個別指導塾本部の持つ
『販促力』や『営業力』です。
これによって、
本来不可能なはずの教育素人個別指導塾が出来上がってしまい、
地域に張りぼての学習塾が乱立してしまうのです。
それは地域にとって不幸な話です。
しっかりここを見極める力が
保護者様にも求められています。
塾もたくさんありますから
本当に難しい話です。
ただ、井田個別のような塾が
すでに6年も生き延びられていることは
実は素晴らしいことで、
それこそ地域の見る目のおかげ。
ここを見極めて塾選びをされる保護者様が多い証拠です。
これが少しでも地域の特性が違えば、
多くの人がそうした塾に行ってしまう
井田個別は生き残れない
ということもあり得るわけです。
と、何だかフランチャイズ個別指導塾の悪い所
という話になっていますが、
でも、実際そういう視点も持って
しっかりと塾選びをされると、
子供のための本当にいい塾に出会うことが出来ます。
もちろんいいフランチャイズの個別指導もあります。
(私は何が何でもだめだとは言いません。
いいものはいい、とちゃんと言いたい。)
地域のことを良く知りましょうということを
塾経営者にしっかりと伝えている大手個別指導塾。
売上第一で生徒に必要のない講習をとらせるひどいフランチャイズの塾だけど
その中で生徒のために孤軍奮闘している熱血漢の教室長。
などなど。
そうした出会いが
一人でも多くの地域の子供たちにあればいいな
と思っています。
長くなって話が見えなくなってしまいましたが、
今日はここまで。
こんな経営素人の塾長が運営している井田個別指導塾。
興味がありましたら、お問合せいただければと思います。
読んでいただきありがとうございます。
最新記事
すべて表示今年も、井田個別の生徒の受験については 公立高校の発表を残すのみとなりました。 結果が気になるところですが、 あと塾で出来ることと言ったら、 祈るだけというところですね。 受験生は非常によく頑張っていましたので、 全員の頑張りが結果に繋がってくれることと思います。...
この文章とても長いです・・・ 5000文字オーバーです。 覚悟して読んでいただければと思います。 井田個別はそろそろ今年度の募集を締め切ります。 本当は夏期講習のチラシ(ポスティング)を準備していたのですが、 生徒が一定数集まったため中止し、...
いつも塾の性質みたいなお話なので、 久々に少し教育的コラムを書きます。 とはいえ、テーマは「ゲーム」です。 (以前も同じコラムを書いた気がしますが、再度書きます) さて、 ゲーム(switchなどのゲーム) は、子供たちにとって害悪である...
Comments